夏真っ盛り、極暑の京都へ行ってまいりました。
京都市京セラ美術館で開催中の展示
見てまいりました。
京都市美術館の開館90周年の記念展として、
村上隆の大規模個展としては日本では8年ぶり、東京以外では初!という事で
私も20年ほど前に東京で見た展示が最後だったような気がします。
そして会場の新館東山キューブという建物はとてもスタイリッシュできれいな建物です!
展示は写真OKという事で、ワクワクしつつ入口に向かうと
ホールに展示された阿吽像から既に面白そうな雰囲気が漂っていました。
今回の展示は、江戸時代に京都を中心に活躍した絵師たちの代表作を
村上隆が独自に解釈・引用し、再構築した新作が!
という事で、洛中洛外図や尾形光琳の花、四神や風神雷神図など
見聞きしたことのあるタイトル作品が見事な村上テイストになっておりました。
こちらの雲竜図は
『雲竜赤変図《辻惟雄先生に「あなた、たまには自分で描いたらどうなの?」と嫌味を言われて腹が立って自分で描いたバージョン》』
と、珍しくご本人が筆をとられた作品で
思わずニヤニヤしてしまうタイトルを見つつ、全長18Mの巨大な竜は圧巻でした。
また作成指示書などの展示もあり、事細かな指示に感嘆しました。
夏の京都はかなりハードルが高いと感じておりましたが、
このように楽しい展示があったら、夏の京都も良いかもしれない…と感じました。
時間があれば京都文化博物館で開催中の
『日本の巨大ロボット群像−鉄人28号、ガンダム、ロボットアニメの浪漫−』
にも足を運ぼうかと思っていたのですが、、、
時間はあっても体力がありませんでした。
自分には美術館は1日1館が限界ですね。
また気になる展示があれば訪れたいと思います。